古民家を「農家の家」に ─ 甲州市拠点のこれまでとこれから
- 楓芽 四ノ宮
- 2025年8月30日
- 読了時間: 2分
今回、空き家モデル活用事業を通じて、
甲州市の古民家を「農家の家」として再生することになりました。
この家は、もともと地域の暮らしを支えてきた、
歴史のある一軒家です。
しかし、住み手が変わり、時間が経つ中で、
「誰かが戻りたいけれど、今のままでは暮らすには難しい」
そんな状態になっていました。
山果屋が目指したのは、
「昔のままに戻す」リノベーションではなく、
現代の果樹農家が戦える拠点として整えること。
暮らしと仕事がひとつながりになる間取りへ
農家にとって、家は「ただ帰る場所」ではありません。
収穫から戻って荷物を下ろし、道具を洗い、
泥だらけの格好から、家族とごはんを食べるモードへと切り替える場所。
今回の改修では、
玄関まわりの動線
水場・作業スペースの確保
農機具や資材の置き場
事務作業ができるワークスペース
といった「仕事場としての機能」と、
家族が安心して暮らせる居住スペース
地域の人や仲間が集える小さな交流スペース
という「暮らし・拠点としての機能」を、
ひとつの家の中で両立させることを意識しました。
農家の人生の、スタートラインに
この家は、将来的に「新規就農者が暮らしながら働けるベース」として使っていきます。
ただ住むだけでなく、畑と、地域と、仲間とつながる入口として機能していくことが理想です。
「農家になりたいけれど、どこで暮らし、どこで働けばいいかわからない」
そんな人たちにとって、具体的なイメージが湧く場所になればと思っています。
今はまだ、始まりの一軒です。
ここから、南アルプス・富士川・甲州笛吹エリアに、
少しずつ「農家の家」の選択肢を増やしていきます。


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