山果屋の目指す未来
農業生産だけでなく、なぜ遊休農地の問題や空き家問題に目を向けたのか。
そこには確かな親和性と、その取り組みから目指す未来が明確にあるからです。
またその持続可能性のもたらす地域社会の活性化の仕組みを山果屋の目線から考えていきます。
山果屋の主な取り組みについて
果樹栽培
約1.2haという集約された農地で果樹の多品目栽培を行っています。
遊休農地の解消
遊休農地の増加に歯止めをかけるため、維持管理や遊休農地を活用した生産を行います。
農業施設の維持、管理
農業施設の適切な管理、利用により生産者の高収益化と利用年数が伸びるよう管理しています。
空き家問題の解消
再生した遊休農地と改修した空き家を一緒に提供し新規就農をサポートします。
持続可能性から地域社会の活性化
遊休農地や空き家の問題は地域に与える影響はとても大きく、高齢化による人口減少や、働き手の減少が如実に現れる分野です。
まずは負のサイクルを断ち切り、移住営農者も有利な条件で農業ができる環境を提供し、持続を促していきます。
移住者が地域に住む営農者として生産を行うことにより、食料自給率の向上や、地域農業の発展に繋がり、市場競争力が向上するサイクルが生まれます。
定住人口の増加については、定住人口1人当たり国内旅行者(日帰り)81人分にもなるとのデータもあり直接地域経済への貢献に期待できます。
取り組みがもたらす主な効果
果樹栽培
生産だけでなくモデルケースとしての場として運営しながら地域住民との交流を図ります。
遊休農地の解消
耕作地の増加による経済効果や、農地の集積化、集約化の一助を担います。
農業施設の維持、管理
生産性の向上に加え、農地としての資産性を高め、有効利用を促します。
空き家問題の解消
定住人口の増加による地域社会の活性化や、生産量の増加による地域産業の活性化に期待します。
地域社会の一員として
地域への貢献を考える上で大事なのは、山果屋がまず地域に貢献できる会社であり、農業を行うことだと考えます。山果屋では移住営農希望者や観光農園への来園者と、地域住民との交流の場をつくります。
子供も遊べるような農園づくりを行い、子供も親子も一緒になって農業を身近に感じることができる場所づくりを目指し、食育の場としても活用できるようなそんな農園を目指して運営していきます。
移住営農希望者にも地域住民との交流を肌で感じてもらうことにより、移住後の生活でも地域の一員として生きる意義を一緒に考え続けていきます。